2月7、8日とDroidKaigi 2019に行ってきました。
ほぼほぼ旅行記ブログと化している本ブログですが、初のカンファレンスに行ってきた記事でも書こうかと思います。
DroidKaigiは初回の2015年以来でしたが、Androidに満ちた2日間でめっちゃ良かった。
セッション
全体的なトレンドとして、マルチモジュール関連のセッションが多かったのかなぁという印象でした。後はコルーチンとかテストのセッションですかね。
自分が聴いたセッションは下記のような感じ。
1日目
- マルチモジュールなプロジェクトでテストはどう変わる?
- Unit test for ViewModel and LiveData
- アプリをさらに成長させるための技術戦略(振り返りとこれから)
- ぼくのかんがえた最強のUsecaseの作り方~あるいはビジネスロジックとはなにかという1つの回答~
- R8、Proguard徹底比較
- Redux for Android
- From Monolithic to Modularized codebase with Dagger
2日目
- 中規模以上のアプリ開発におけるCIレシピとリリースフロー戦略
- Code Review as a Collaborative Journey
- Deep dive into MotionLayout
- Android Studio設定見直してみませんか?
- Android Enterpriseで実現できる端末管理の世界
- Androidにおけるパフォーマンスチューニング実践
- WebView+ViewGroupを実現するAOSPメールアプリの内部実装とニュースアプリへの応用
- ああ、素晴らしきTDD ~アプリとエンジニアの心に安寧を~
マルチモジュール・テスト・設計的なやつが多いかな、と思ったのですが、こう書き出してみると2日目とかは結構雑多に色々聴いていた模様。
マルチモジュールは全然手を付けたことはないですが、そろそろ何かやったほうがいいのかなぁという感じ。「ビルド時間の短縮」と「依存関係を強制的に分けられる」というのが個人的には魅力かなぁと思ったりしています。Dagger周りの設定も難しそうですが、今回のDroidKaigiのスライドを参考させていただこうと思います。
色々セッションを聴きましたが、「Code Review as a Collaborative Journey」というセッションが(英語での発表だったのでちゃんと意図を汲み取れたのか自信はありませんが)エモい感じで良かったなぁと思います。
プロポーザルのところには
Code review is not just an inspection but rather a journey of the reviewer and the reviewee working together to reach the goal - delivering a good product.
とあり、めっちゃいい。ちなみに発表者の一人である黒川さんは http://dex.fm の方だったので生で聴けてよかった。
セッション数も多く、聴きたかったけど他のセッションと被っていたり、部屋の関係で入れなかったりしたセッションがあるので、公開されたスライドを観て頑張ろうと思います。
その他
適当にDroidKaigiで思ったことなど。
- 2日間も発表を聴いていると結構身体に来るというか、首が痛くなりました。歳の影響なのか不明ですが、おそらくブルーライトの影響もあるのかなと思ったりしています。次はブルーライトカットのメガネとかあったほうがいいかもしれない。
- 部屋も広く、後ろの方に座ったらスライドが全然見えない、前の方に座っても前の人の頭で見えないとかあったので、一番前とか前に人が座らなそうなところに座るようにした。
- 1日目の終わりに開催されたパーティは、なんというか大海原に放り出されたみたいな感じで、自分から話しかけられないぼっち(=自分)には結構つらい環境だったのかなぁと思ったり。普通の勉強会とかだと会場も狭いので、なんとなく人と交流が出来たりするのですが、あの広いところだとちょっと厳しい感じもありました。
- お弁当美味しかった!(レンジとかあったらなお良かった。)
- マフィンが超うまかった。
- ウェルカムトークのコントリビューターに載ってたのでテンション上がりました。 DroidKaigi 2019 WelcomeTalk - Speaker Deck
まとめ
そんな感じで楽しかった2日間でした。DroidKaigiが終わった後のAndroidもっと強くなりたい感は異常でした。運営の方々も最高のカンファレンスにしていただき、ありがとうございました。来年もぜひ参加したいところです。